独自の方法で廃車手続きを行ってみた経験談

先日急に父が他界してしまい、通夜や葬式などの準備でてんてこ舞いだった時期も一通りすぎ、保険や遺産の手続きに入ったところですが、一つ問題がありました。父の愛車をどうするかです。父は非常に車が大好きで、いつも「自分が死んだら一緒に墓に埋めてくれ」と言っていましたが車なんて大きなものが墓に入るわけもなく、ただ死んですぐに処分というのはなんだか申し訳ない気がしたのでしばらく置いておくことにしました。もう誰も乗らないので車検は切れたらそのままにしておけば良いのですが問題は税金です。税金は車検が切れていようと乗ってなかろうと関係なく車を持っているだけで請求がきてしまい、父の車は大型車なので結構な額になってしまいます。

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そこで仕方なく税金の請求が来る前に手放そうと思ったのですが、あれだけ父が大事にしていた車を中古車屋に売って誰だかわからない人に乗り回されるよりも、廃車にして部品の一部を父の墓に一緒に入れた方が良いと思い廃車手続きを解体業者に持って行き自分ですることにしました。最近はインターネットで色々調べることができるので解体業者を見つけることもそこまで苦労はしませんでしたが、廃車手続きをするために運輸局へ行ったり来たりが少々手間で、しかも平日なので会社を休んでの手続きが大変でした。ですが、最終的には父の希望通りに、一部とはいえ父の愛車を一緒に父の墓に埋めてあげることができたので良かったのかもしれません。