廃車は決して自動車の寿命の終焉というわけではない

自動車は製造され販売されて使用され、行き着くところは廃車ということになりますが、廃車になるからといって決してその自動車の寿命が尽きるというわけではありません。廃車になったからといって使える部品は再利用するという方法も取られていますし、何よりまだ走れる自動車でも廃車になる場合があります。

自動車にとってエンジンは心臓と言われていますが、エンジンが壊れ走らなくなってもそのエンジンを取り替えて再び走らせることができます。ですが、エンジンを取り替えるのにはかなりな費用が必要になってきて、それなら新しい自動車に買い換えるというように普通はなります。要は修理にかかる費用がその自動車に見合わないと判断されると手放されることになるのです。
(参考:廃車のような自動車でも十分に買い取り可能なのが現代

そのため廃車=自動車の寿命ではありません。

走行距離が10万キロを超えると自動車としてはガタがくる可能性が高いので手放す人も多く、そうすると次の買い手がないので廃車となるのですが、その手放した自動車が海外へ行き売られ、立派に現役で走っている現状です。自動車はたとえ走行距離10万キロを超えていてもまだまだ頑張って走ることができるのです。

ただ自動車メーカーはそんなことは言いません。10万キロオーバーすればもういい加減買い換えた方がいいですよとなります。でなければ次の自動車を売ることができませんから。