スポーツカーは廃車になりやすいって本当?

スポーツカーは廃車になりやすいかどうか。結論から言えばなりやすいかもしれません。

そもそもスポーツカーはかっこいい車ではありますが、燃費は悪い、維持費は高い、車体価格も高いで、「車は移動手段」と言っているような人には扱えたものではありません。さらにいうと最近はやりのエコとは対局にあり、乗り心地は悪い、荷物は乗らない、人も乗って二人までという、好きでないと乗れない車です。そして運転技術一つとっても街中でコンパクトカーや軽自動車を乗り回している程度の技術ではスポーツカーを運転するのは危ないのです。

スポーツカーが花開いた時期はバブル絶頂期ですが、バブル期の湯水のごとくお金が使えた人たちがかっこいいからとこぞってスポーツカーを購入し、かっこいいからと峠や高速で無茶な運転をして事故をします。
(参考:廃車は決して自動車の寿命の終焉というわけではない

かなりな技術を必要とするスポーツカーに乗ってかなりな技術が必要なドリフトやスピンターンなど、スピードを必要とする運転をするのですから、単に「かっこいい」と思って運転しているにわか運転手では荷が重いため事故につながります。そしてスピードが出ているために大きな事故になりやすく、車も廃車になりやすくなります。さらに無茶な運転をすることによってエンジンなどに負荷がかかり早くに故障してしまうのです。このためスポーツカーは廃車になりやすいとも言えると思います。ただ逆に言えば、本来スポーツカーに乗れるような運転技術を持っている人は事故をしません。そのため本当はとても廃車になりにくい車なのです。